治療中に辛くなったとき

治療中に辛くなったときは


歯の治療というのは、子どもだけでなく、たとえ大人でも不安を感じるもの。また、お口の中の治療という性質上、治療中に痛みや辛さを感じても伝えにくいので、そのことがより一層不安に輪をかけてしまう、ということもあるかもしれません。

辛いのを我慢しすぎると・・・

「歯の治療は辛いのを我慢しなければいけないもの」、と思っている方もいることでしょう。ですが、私たちは皆さんにできるだけ辛い思いをせずに治療を受けていただきたいと考えています。時にはちょっとだけ我慢していただくこともあるかもしれませんが、我慢しすぎないでいただきたいのです。あまりに痛い場合や苦しい場合には無理に我慢をすると、気分が悪くなったり、むせてしまったり、もっと辛い状態になってしまうこともあるからです。

治療する側の私たちも、常に患者さんのお顔の表情や顔色、息づかい、体の微妙な動きに注意を払い、何か異変があればお声をかけさせてもらっています。ですが、辛くてもあまりそのような変化が見た目でわかりにくい方もいらっしゃいます。

そのため私たちは、治療中に患者さんが辛くなったらいつでも治療を中断できるよう、皆さんに次のことをお願いしています。

 

  • 痛みが我慢できないとき
  • 水が溜まって苦しいとき
  • お口を開けているのが辛くなってきたとき
  • 疲れた、気分が悪いなどのとき

こんなときは無理をせず、そっと「左手」を上げて合図をお願いします

なるべく痛くない・不安を感じない治療が可能です

現在の歯科治療は昔と比べ、痛みの少ない治療が可能になってきています。麻酔の注射が苦手という方もいらっしゃるかもしれませんが、麻酔の注射もなるべく痛みを感じずに行えるような技術が発達しています。「歯医者の治療は痛いもの」というのはもう過去のものになりつつあります。また、治療時の不安な気持ちが強く、なかなか歯医者に通えない、という方には、不安な気持ちを和らげて治療を行う方法もありますので、お気軽にお問い合わせください。

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